詳細
愛器を保護し、ポテンシャルを最大限に引き出す実践ノウハウ満載アコースティック・ギターは非常にデリケートな楽器です。そのため、正確な知識でメインテナンスを行なう必要があります。そこで活用していただきたいのが本書です。監修は小倉よしお。山崎まさよしのレコーディングなど、シーンの最前線を支える彼が、超基本-日々のお手入れ-プロのレコーディング現場で必要とされる調整法など、あらゆるノウハウをレクチャーします。『アコースティック・ギター・マガジン』、『ギター・マガジン』、『ウクレレ・マガジン』などを刊行している弊社ならではの仕上がりと自負しています。アコースティック・ギターに深い愛情とこだわりを持っているプレイヤーはぜひお手元に。
【CONTENTS】
■第1章 愛機の総点検
◎メインテナンスの基礎知識
◎ネック側の点検ポイント
◎ボディ側の点検ポイント
◎全体的な点検ポイント
◎電装系の点検ポイント
■第2章 プロの現場の弦交換
◎弦交換の基礎知識
◎新しい弦を張る前に
◎プロの現場の弦の張り方
◎プロの現場のチューニング
■第3章 スタイル別/目的別セッティング集
◎プレイスタイル別セッティング変更例
◎シチュエーション別セッティングのアイディア
■第4章 保管と運搬
◎演奏直後のケア
◎保管に関する注意点
◎運搬の際の注意点
■第5章 目的別トラブルシューティング&モディファイのヒント集
◎手軽にできるモディファイ
◎音に関する対策とモディファイ
◎演奏性に関する対策とモディファイ
◎見た目に関するモディファイ
著者 プロフィール
石原 行雄(いしはら ゆきお)
中学入学と同時にバンドを結成(ベース担当)、翌年よりエレキの改造・自作をはじめる。その後、出版社勤務を経てライターに。『ギター・マガジン』や『アコースティック・ギター・マガジン』などの音楽専門誌での執筆のほか、緻密なマニュアル本から骨太な潜入ノンフィクションまで、著書多数。テレビ出演や雑誌のコメンテーターとしても活躍中。
編集担当より
ひとこと
ご承知のように、プロの音楽現場では常に最高の音色が求められます。そのためには「楽器を最高の状態にする=メインテナンス」の必要があるわけです。プロ・レベルのメインテナンス技術を身につけるには長い修行期間が必要ですが、「知っていれば“誰でも”できること」も数多くあります。
そこで本書は「高度な技術が必要なものはプロのリペアーマンにまかせ、自分でできる範囲でプロ・レベルの調整を行なう」という方向性でまとめ上げました。(もちろん、リペアーマンに任せるか否かの判断基準も示しています)
監修は、長年に渡り日本の音楽シーンを支え続けている小倉よしお氏。小倉氏直伝のノウハウで、あなたの愛機を最高の状態に保ってあげてください!
(編集担当/額賀)